メルロー種の一年
長野県内でも塩尻市・桔梗ヶ原地区は、火山灰土壌で粘土質土壌と
なっており晴天率も高くメルロー種には、とても良い栽培環境になっています。
そのため全国的にも最高のぶどうが収穫でき、市内ワイナリーだけでなく、
大手メーカーも当地区のメルロー種を積極的に使っています。
また、栽培農家もワイナリーの糖度制限・高品質化により、最高のぶどうを生産
するための、栽培管理を行っています。
このような努力により世界のワインコンクールでも優秀な成績をおさめています。
11月 | 肥料 | 有機肥料と堆肥を畑に入れ良質な土作り が、始まります。 メルロー種は、冬の寒さと干ばつに弱いため 木の幹にワラを巻くなどして保温してあげます |
2月 | 剪定 | 1mほどに伸びた枝を5センチぐらいに切ります 最低気温ー7度 最高気温も3度ぐらいの寒い中 の作業です |
4月 | 発芽 | 芽が少し膨らんできます ぶどうの芽は、寒さに弱いため芽の出始めは 茶色の綿のようなもので、守られています |
5月 | 二本の芽 | 一つの芽から二本緑色の新しい芽が出て きます この芽のどちらか良い芽を選び、一本に選別します |
5月 | 小さいつぼみ | この頃には、新しい枝も30センチほど伸び ぶどうの形をした小さなつぼみをつけます。 |
6月 | 開花 | メルローは、他のぶどうに比べ開花時期が遅い 品種になります。 |
6月 | 小さいぶどう | 小さいぶどうの形をしてきます 大きさは、マッチ棒の頭ぐらいです この時に、ぶどうの房を小さく切り詰めます この作業は、高品質・高糖度のぶどうを作るた めの大切な作業です。 |
7月 | 軟らかい粒 | マッチ棒の頭の大きさのぶどうも、太陽の光と水で 大きくなります。そして、少しずつ軟らかくなって きます。(ベレイゾンと呼ばれています) |
8月 | 色づく | 軟らかくなると 色も少しずつ紫色になってきます ぶどうの色づく条件の一つに夜の気温が、20度 以下というのがあります 塩尻市の気温は、昼間30度以上夜間20度以下と メルローだけでなくぶどうにとってとても良い、栽培 環境になっています |
9月 | 収穫開始 | メルローは、粒が小さいため生食には向きま せんが、食べてみると、とても香りの良い甘い ぶどうです |
10月 | 終了 | そろそろ収穫も終わりになります |
メルローぶどうを食べてみたい方がいらっしゃいましたら
下記までご連絡下さい。
原遊覧園・原農園
長野県塩尻市宗賀桔梗ヶ原71−52
電話 0263-52-2958
ファックス 0263-53-6841